バルサがコウチーニョ獲得へ今冬に再び動くか クラブ幹部「契約準備はできている」

今夏リバプールの10番獲得を狙うも叶わず

 バルセロナは今季開幕前にパリ・サンジェルマンへ移籍金史上最高額の2億2200万ユーロ(約296億円)でブラジル代表FWネイマールを引き抜かれた後、リバプールのブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョの獲得に動いたが、実現しなかった。だが、来年1月の移籍市場で再び獲得に動く可能性が高まっている。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。

 バルセロナ幹部のオスカル・グラウ氏は、「我々は冬の移籍市場で、コウチーニョかテクニカルスタッフの希望する選手と契約する準備ができている。できるだけ、競争力の高いスカッドを形成したいと願っている。クラブは発展を続けるし、我々は敗北を好まない。この状況でも、収益を高まる方法を模索している」と語った。

 バルセロナは攻撃陣の核だったネイマールを放出したにもかかわらず、リーグ戦全勝で首位を独走中。2017年度は8億9700万ユーロ(約1196億円)の売り上げを見込んでいる。これは世界のプロクラブで最高額だという。

 そして、ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長は、2021年までに10億ユーロ(約1333億円)の総収入を計画しているという。「我々は世界最高額の収益を今季計上している。NBA、NFLのクラブもこの数字には及ばない。クラブは2021年の目標達成の軌道上に存在する」とグラウ氏は語っている。

 カタルーニャ独立問題に伴うリーガ離脱の可能性など、岐路に立たされているバルサだが、クラブ幹部は収益性の高さに胸を張っていた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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