ドルトムント英雄が今夏バルサへ去ったデンベレを批判 移籍騒動は「まるでジョークだ」

リードレ氏が英誌で語る 練習ボイコットなどの行動は「禁止すべき」

 今夏の移籍市場で最も注目された一人が、ドルトムントからバルセロナへ移籍したフランス代表FWウスマン・デンベレだった。移籍金は成果報酬を含めれば1億4700万ユーロ(約196億円)という大型移籍となったが、ドルトムントで練習ボイコットの暴挙に出たことに、クラブOBは遺憾の意を示している。

 英誌「フォー・フォー・トゥー」でデンベレに苦言を呈したのは、ドルトムントのレジェンドである元ドイツ代表FWカール=ハインツ・リードレ氏だ。「(デンベレは)とてつもなく大きなインパクトを残した。彼を残留させるのは難しいことは分かっていた」と昨季の活躍からデンベレ移籍は必至だったと認めた上で、「彼はバルセロナでのプレーを望んでいた。彼の出て行き方は好きじゃない。プレッシャーのかけ方はまるでジョークだ」と、その振る舞いを非難した。

 デンベレは練習をボイコットするなど、移籍のために強硬手段を取った。リードレ氏は「ああいった行動は禁止すべきだ」と主張している。

 大きな波紋を呼んだデンベレ移籍騒動については、クラブOBも問題視しているようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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