「世界最高選手がアルゼンチン人で幸運」 圧巻3発でW杯に導いたメッシを指揮官激賞

サンパオリ監督がエクアドル戦でハットトリック達成のエースを讃える

 アルゼンチン代表はロシア・ワールドカップ(W杯)南米予選最終節の敵地エクアドル戦で、エースFWリオネル・メッシのハットトリックという離れ業で3-1の勝利を手にした。ホルヘ・サンパオリ監督は「世界最高の選手がアルゼンチン人で幸運だった」と天才に脱帽している。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。

 試合開始38秒で先制を許したアルゼンチンはロシアへの道を閉ざされたかに見えた。だが、不世出の天才がW杯優勝2回を誇る“水色と白”の強豪には存在した。

 前半11分、メッシはドリブル突破から左サイドを走ったMFアンヘル・ディ・マリアにパス。これをディ・マリアが折り返すとゴール前に走り込み冷静に同点ゴールを流し込んだ。さらに同18分、ディ・マリアからのパスを一度失いかけたメッシだったが、鬼気迫る表情でボールを奪い返すとゴール前に侵入。強烈なシュートで2-1と逆転した。後半にも華麗なループシュートを決めて、大一番でのハットトリックという離れ業を成し遂げた。

 チリ代表やセビージャを指揮したサンパオリ監督は、10番への賛辞を惜しまなかった。

「威厳とともに勝利した。相手はゴールを決めたが、我々は消えたりしなかった。今日は世界最高の選手の国籍がアルゼンチンで幸運だった。我々はレオに全てを依存してはいないが、今日は偉大な能力を証明してくれた」

 

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