C・ロナウド、シュート18本無得点の衝撃 英誌「最もイライラしている選手」

出場停止処分が明けてリーグ戦2試合連続先発も不発、絶対的エースの沈黙を英誌が特集

 レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、20日のリーガ第5節本拠地ベティス戦(0-1)で今季リーグ初先発を飾ると、続く23日の敵地アラベス戦(2-1)で2試合連続先発も不発に終わり、ここまでリーグ戦ノーゴールが続いている。絶対的エースの沈黙を受けて、英サッカー専門誌「フォー・フォー・トゥー」は「リーガで最もイライラしている選手」と特集を組んだ。

 ロナウドは8月13日のスペイン・スーパーカップ第1戦バルセロナ戦で2枚のイエローカードを受けて退場処分を受けたが、その際に判定に不満を爆発させると、デ・ブルゴス・ベンゴエチェア主審を小突いてしまう。この行動が問題視され、5試合の出場停止処分を科されていた。

 白い巨人(レアルの愛称)のエースがようやくリーグ戦初お披露目となったのは、出場停止処分が明けた20日の本拠地ベティス戦。“サッカーの王様”と呼ばれるペレが君臨した名門サントスが、1963年に達成した公式戦連続得点記録に肩を並べていたレアルにとって、世界記録更新が懸かった一戦だった。しかし、ロナウドはゴールを決められず、チームも0-1完封負け。チームの連続得点記録は73でストップした。

 続くアラベス戦でチームは2-1と勝利したが、先発したロナウドは好機を生かせず、2試合連続不発。これを受けて、フォー・フォー・トゥー誌は「シュート18本、ノーゴール――なぜクリスティアーノ・ロナウドはリーガで最もイライラした選手なのか」と特集を組んだ。アラベス戦でレアルのスペインU-21代表MFダニ・セバジョスが2得点を決めたなか、「ロナウドはセバジョスの倍のチャンスをフイにした」と指摘されている。

 

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