豪快ロケット弾の宇佐美、前所属クラブが祝福「ナイスゴール」「この調子で頑張って」

第8節ザンクトパウリ戦で2-1勝利に貢献 移籍後初スタメンで今季2得点目をマーク

 ドイツ2部デュッセルドルフの日本代表FW宇佐美貴史が、23日の第8節敵地ザンクトパウリ戦で新天地初スタメンを飾ると、前半9分に豪快な“ロケット弾”で今季2得点目をマーク。後半13分に途中交代し、2-1勝利に貢献した。

 今夏アウクスブルクからデュッセルドルフに期限付き移籍した宇佐美は、第5節で元日本代表DF内田篤人が所属するウニオン・ベルリン戦(3-2)に途中出場し、新天地デビュー。値千金の同点ゴールを叩き込む活躍を見せていた。

 ザンクトパウリ戦で移籍後初スタメン出場を果たすと、抜擢したフリートヘルム・フンケル監督の期待に早速応える。前半9分、味方選手が右サイドから放ったシュートがゴール前の混戦に当たって、ペナルティーアーク付近にいた宇佐美の元へこぼれる。これに素早く反応した宇佐美は思い切り良く右足を一閃。カーブ回転がかかった強烈な一撃をゴール右隅へ叩き込んだ。宇佐美は感情を爆発させ、歓喜の雄叫びを上げながら両手を広げて喜びを露わにした。

 デュッセルドルフの公式ツイッターは「ウサミがロケットを放った」と称え、チームの先制弾を速報。試合はその後、前半23分にFWローウェン・ヘニングが追加点を決め、同34分に1点を返されるも、2-1と勝利。宇佐美は後半13分までプレーした。

 

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