エイバル乾、バルサ戦大敗も伊メディア及第点「最後まで抵抗」「諦めない姿勢が好印象」

シーズンをまたいでのバルサ戦2戦連続ゴールはならず

 エイバルの日本代表FW乾貴士は、現地時間19日のバルセロナ戦にフル出場。チームは1-6で大敗を喫したが、イタリアのサッカー情報サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」では、「乾は最後まで抵抗」とのタイトルで報じるなど高く評価している。

 乾は昨季最終節バルセロナ戦の2ゴールで鮮烈な印象をスペインのサッカーファンに与え、シーズンをまたいでのバルセロナ戦2戦連続ゴールを狙った。シュートを放つ場面こそあったものの、それは実現できなかったが、大敗したチームのなかで及第点となるトップタイの「6点」を与えられている。

「試合開始直後から活動的なプレーを見せた。しかし、次第にスペースはなくなっていった。しかし、最後まで諦めない姿勢が好印象のプレーヤーだった」

 相手エースのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシに4得点を決められ、チームも5点差と完全に敗色濃厚ななか、集中力を失わずにプレーしたことが好印象を与えたようだ。

 エイバルでは攻撃の核と言える存在感を示す乾だが、首位バルセロナ戦では勝ち点を奪う活躍は見せられなかった。開幕5試合で3ゴールと得点力不足が表面化しているチーム状況だけに、乾のさらなる奮起が求められることになりそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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