U-22日本代表の中島が好調をアピール 練習試合で1得点1アシスト

11日にU-22ミャンマー代表との親善試合

 FC東京のFW中島翔哉は8日、小平グラウンドで行われたJ3町田との練習試合で決勝弾を挙げた後半開始から途中出場した中島は1ゴール1アシストと全得点に絡む活躍で2-1の勝利に貢献した。7日のJ1リーグ開幕戦でベンチ外となった中島だが、次節のホーム開幕戦出場に向けて猛烈アピールした。
 小さなストライカーが、この日の主役に躍り出た。1点ビハインドを負った後半からピッチに立つと、決勝点を含む2得点に絡んだ。それでも中島は自分への甘さを排除して言った。
「プレーに関してはまだまだだと思う」
 1点を追う東京は、後半から背番号「39 」をピッチに送り出した。中島は高い位置で起点となってゲームをつくると、相手最終ラインが下がり、流動的にパスが回り始めた。
 そして後半18分、中島がボックスエリア手前にスルーパスを送ると、ボールを受けたFW石川直宏が技ありのバイシクルシュートで同点に。さらに同30分には、DF松田陸のクロスを頭で合わせ、決勝ゴールを奪った。
「(ゴールシーンは)あれくらい良いボールであれば誰でも決められる。あれは陸君のゴール」
 淡々とした姿勢を崩さない中島は、9日からU-22ミャンマー代表との親善試合(11日・フクアリ)に臨むU-22日本代表合宿に合流する。次節のホーム開幕戦に向け、中島は黙々とアピールに徹する。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文  text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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