乾のアシストから決勝弾 エイバル監督も納得の一撃「我々のサッカーを反映したもの」

レガネス戦にフル出場した乾、鋭いカウンターからのゴールにメンディバル監督は手応え

 エイバルの日本代表MF乾貴士は現地時間15日に行われたリーガ・エスパニョーラ第4節レガネス戦に先発フル出場し、DFガルベスの決勝ゴールを導く今季初アシストを記録。1-0の勝利に貢献した。乾の活躍でチームは今季ホーム初勝利を飾ったが、ゴールの形はホセ・メンディバル監督も納得のもので、次戦バルセロナ戦に向けて良い流れのようだ。

「決して良い試合ではなく、まだ改善点が必要だ。ただ少しの安息が必要だ」

 スペイン紙「マルカ」によると、試合後メンディバル監督はこう切り出したという。試合は豪雨が降りしきる時間帯があるなど難しい条件のなか、スコアレスで推移した。その均衡を破ったのは後半7分のこと。DFガルベスがセンターライン付近でボールを奪うとそのままドリブルで持ち運び、左サイドの乾へパス。これを左サイドのペナルティーエリア外45度で受けた乾が切り返して、右足でクロスを送り込むと、ゴール前に走り込んだガルベスがヘディングで合わせ、ゴールネットを揺らした。

 このゴールについて、鋭いカウンターを持ち味とするエイバルの形が出たと指揮官は手応えのある表情を浮かべていたようだ。

「(ガルベスのゴールは)我々のサッカーを反映したもので、チームにとって自然な動きだった。ボールを奪ってからサイドに展開して中央エリアで仕留めた。我々はこのゲームでもっとこういった影響をもたらすべきだった。なぜなら我々は二人の選手がそれぞれサイドに、前線には二人配置されており、そこで戦いたいからだ」

 

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