逆風のバルサ会長、メッシ残留は“確定事項”と断言 「彼の父が契約延長のサインをした」

移籍市場の不手際で非難を浴びるバルトメウ会長 公式サイトで異例のコメントを紹介

 バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは今季限りで契約満了となるなか、今夏の移籍市場でのフロントの不手際から去就問題が浮上している。いまだ契約延長の正式発表に至っていないが、バルサは公式サイト上で会長の残留を確信するコメントを紹介するという異例の手段に出ている。

 バルセロナのジョゼップ・バリア・バルトメウ会長は、今夏の移籍市場での不手際からソシオ(クラブ会員)の怒りを買っている。ブラジル代表FWネイマールを失った上に、広州恒大からかつてバルセロナへの批判的な発言をしていたブラジル代表MFパウリーニョを、ドルトムントからFWウスマン・デンベレを獲得する際には相場以上の移籍金の支払いを余儀なくされるなど、商売下手ぶりを露呈した。

 公の場でサポーターから白いハンカチを振り回されて「出て行けコール」の罵声を浴びるなど、バルサ経営陣は苦境に立たされている。

 そうしたなかバルトメウ会長は、地元テレビ局「8TV」に登場。メッシ残留は確定事項だと発言したコメントが、バルセロナの公式サイトで紹介されている。

「レオのバルサへの献身は完全なものだ。彼の父が契約延長のサインをした。それゆえに、残されていることは写真を撮ることだけなんだ」

 

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