パチューカ本田、移籍後初先発も不発 最下位グアダラハラに1-3完敗でサポーター激怒

序盤から失点を重ねて完敗、右インサイドハーフの本田は見せ場作れず

 メキシコのパチューカに今季加入した日本代表FW本田圭佑は、現地時間9日に行われた前期第8節、本拠地グアダラハラ戦で移籍後初のスタメン出場。しかし、チームは前半から失点を重ね、本田自身も見せ場となるプレーはなく後半28分に交代。最下位相手にホームで1-3の敗戦を喫した。

 本田は4-3-3の右インサイドハーフで起用された。しかし、ゲームが落ち着く前にパチューカはホームで先制を許す。前半16分、左CKのピンチでマークがズレてしまい、こぼれ球をフリーになった相手MFペレスに蹴り込まれて0-1とビハインドを背負った。

 本田は良い形でボールを受ける回数が非常に少なく、同29分にはボールコントロールが大きくなったところを相手に奪われ、勢い余って相手に飛び込んでしまい、メキシコ移籍後では初となるイエローカードも提示された。さらに、直後の同31分にはゴール前のこぼれ球を相手エースのFWロペスに蹴り込まれて0-2とされた。

 攻守とも全く噛み合わないパチューカは同36分、グアダラハラに左サイド深くまで切り込まれ、マイナスの折り返しを最後はFWフェレーロに流し込まれて3点目を献上。力のあるチームとはいえ、今季開幕から不振に喘いでいた最下位相手のホームゲームで、前半を0-3で折り返した。

 

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