開幕“ノーゴール”3連敗で今季プレミア解任第1号に? デ・ブール監督、2季連続の屈辱危機

今季クリスタル・パレスを率いるも低迷 昨季はインテルで3カ月のスピード解任

 昨季に日本代表DF長友佑都が所属するインテルの指揮官に開幕直前に就任しながら3カ月でスピード解任となったフランク・デ・ブール氏が、今季のイングランド・プレミアリーグの監督解任第一号となる危機に瀕しているという。英紙「テレグラフ」が報じた。

 デ・ブール氏は昨季、プレシーズン中に事実上の解任とされる契約解除でチームを去ったロベルト・マンチーニ氏の後任として、リーグ開幕の約2週間前にインテル監督に電撃就任。しかし、成績不振により11月にスピード解任される憂き目に遭っていた。そして、捲土重来を期した今季も厳しい状況に陥っている。

 今季からプレミアリーグのクリスタル・パレスを率いているデ・ブール監督だが、チームは開幕からノーゴールでの3連敗という衝撃的な低迷ぶりを見せている。同紙によると、すでにこのインターナショナルマッチウィーク中に、クラブが後任監督の選定に着手しているという。

 クリスタル・パレスは10日にバーンリーと対戦するが、このゲームがデ・ブール監督の進退をかけた一戦になると見られている。

 現役時代はオランダ代表の名DFとして活躍し、指導者としてもオランダの名門アヤックスで実績を残したデ・ブール氏だが、2年連続で苦境に陥っている。今季プレミアの解任一番乗りという不名誉な称号だけは、なんとしても避けたいところだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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