宇佐美、新天地で極上の輝きを取り戻せるか 指揮官が期待「彼の目標は代表復帰」

今夏、独1部アウクスブルクから独2部デュッセルドルフへ移籍

 ドイツ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフを率いるフリートヘルム・フンケル監督が今夏に新加入した日本代表FW宇佐美貴史の実力を高く評価。「我々の助けになってくれる」と大きな期待を寄せている。ドイツ紙「エクスプレス」が報じた。

 宇佐美はアウクスブルクでレギュラーポジションをつかめず、ドイツ4クラブ目となるデュッセルドルフを新天地に選んだ。開幕から4試合を3勝1分で首位を走る好調なチームの中で、ブンデスリーガで経験を積んだアタッカーの活躍に期待が集まっている。

 フンケル監督は「彼は最近あまりプレーできていない。彼には時間が必要」と前置きしたうえで、「しかし、私は宇佐美の力は我々の助けになってくれると確信している」とその実力に太鼓判を押した。

 また、指揮官は宇佐美が高いモチベーションを持って移籍してきたことを感じ取っているという。「彼の大きな目標は日本代表に復帰すること。すでに20キャップほど(実際は19試合)経験しているが、ロシア・ワールドカップ出場を望んでいる。日本には大きな可能性がある」と宇佐美の代表復帰という目標についても言及した。

 厚い信頼を寄せてくれる監督の下で、宇佐美は極上の輝きを取り戻すことができるのか。そして、宇佐美の才能を買っていたバヒド・ハリルホジッチ監督率いるサムライブルーへ再び返り咲くことができるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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