「世界4番目のW杯出場」 日本の6大会連続パーフェクト突破に各国メディア称賛

豪州に勝利した日本、1998年フランスW杯から6大会連続6回目の出場決定

 日本代表が1998年フランス大会から6大会連続6回目となるワールドカップ(W杯)本大会出場を決めた。31日のW杯アジア最終予選オーストラリア戦は、FW浅野拓磨(シュツットガルト)とMF井手口陽介(ガンバ大阪)のゴールで日本が2-0と勝利を飾った。各国メディアは日本の躍進を速報。「世界4番目のW杯出場」とスピード突破を称賛している。

 グループBで勝ち点を20に伸ばし、1試合を残して首位通過を決めた。ポルトガル紙「ダリオ・デ・ノティシア」は「ワールドカップ2018 日本は4番目の本戦出場国に」と速報。ホスト国のロシア、南米首位ブラジル、アジアA組首位イランに続く、世界4番目のスピードで本大会出場を決めたことを讃えている。

 そして、1998年のフランス大会で初出場を決めた後、「どの本大会にも出場に失敗していない」と6大会連続のパーフェクト突破を報じている。フランステレビ局「ユーロスポーツ」は「バヒド・ハリルホジッチの日本が4番目のW杯出場」と速報した。

 ドイツ紙「フランクフルター・アルゲマイネ」は「日本がロシアに出場」とレポート。ブンデスリーガ勢のプレーぶりに注目し、「キャプテンのフランクフルト長谷部誠は90分間出場し、ドルトムントの香川真司はベンチだった」と報じている。

 一方、ベルギー紙「デ・スタンダール」も「日本はオーストラリアを破り、ワールドカップへ」と速報。ベルギーリーグ在籍経験のある元スタンダール・リエージュGK川島永嗣(メス)の先発と、ヘントFW久保裕也については「遅れてきた侵入者」と伝えている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

田口有史●写真 photo by Yukihito Taguchi

 

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