ELで酒井宏と南野の日本人対決実現へ 大迫のケルンは強豪アーセナルと同組

右サイドバックの酒井と左アタッカーの南野、直接マッチアップも期待

 ヨーロッパの舞台で日本人直接対決が実現する。UEFAヨーロッパリーグ(EL)は本戦のグループステージ抽選会を行い、日本代表DF酒井宏樹が所属のマルセイユとFW南野拓実が所属のザルツブルクが同組になった。

 ポット1に入っていたザルツブルクがグループIに入ると、導かれるようにしてポット2のマルセイユが同組へ。ともにプレーオフを勝ち上がって本戦へコマを進めていたが、直接対決となった。右サイドバックの酒井と、左アタッカーを最も得意とする南野は直接のマッチアップも期待される。もっとも、南野はオーストリア1部リーグ第5節のザンクト・ペルテン戦で負傷し、21日に右膝内側側副じん帯の部分断裂で全治6週間と診断されており、戦線復帰にはしばらく時間を要しそうだ。

 また日本代表FW大迫勇也が所属のケルンは、イングランド・プレミアリーグの強豪アーセナルと同組に。昨季は不調だったものの、アーセン・ベンゲル監督が率いるプレミアリーグでもトップクラスのチームを相手に大迫がどのようなプレーを見せるか注目される。ここにはUEFAチャンピオンズリーグ出場経験もあるベラルーシのBATEボリゾフと、セルビアのツルベナ・ズベズダが入った。他にはヴィトーリアSC(ポルトガル)とコニャスポル(トルコ)が同組になっている。

 

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