相手の頭上にボールを通す芸術技! ネイマールの圧巻ヒールリフトに「天才か、挑発か」

本拠地デビューとなったトゥールーズ戦、ネイマールが会場を沸かせる芸術的プレー

 フランスのリーグアン第3節パリ・サンジェルマン(PSG)対トゥールーズ戦が現地時間20日に行われ、本拠地デビューを飾ったブラジル代表FWネイマールは2ゴール2アシストと活躍し、6-2の完勝劇に貢献した。前節のデビュー戦に続く2試合連続弾に加え、本拠地パルク・デ・プランスで見せた芸術的プレーが話題を呼んでいる。

 ブラジルの至宝が魅せたのは後半45分だった。5-2とPSGがリードするなか、左のライン際でボールを受けたネイマールは、対峙したトゥールーズの22歳FWコランタン・ジャンが寄せてくると見るや、両足でボールを挟み、相手の頭上にボールを通すランブレッタ(ヒールリフト)を披露。鮮やかな軌道を描いたボールは狙い通りに頭上を通り越し、相手のプレスを回避すると同時に会場を沸かせた。

 “被害者”となったジャンはプライドを傷つけられたのか、必死の形相でネイマールに食らいつき、最後は両手でユニフォームを引っ張る形で強引に食い止め、主審からイエローカードを受けている。一方のネイマールはしたり顔でファウルをアピールするなど、格の違いを存分に見せつけた。

 ネイマールはサントス時代、昨季まで所属したバルセロナ時代にも同様のランブレッタを披露し、観客から拍手喝采を浴びている。しかし、スペインでは華麗な技が相手選手への挑発行為と受け取られ、激しいファウルで倒されると、その後に乱闘騒動にまで発展した過去もあった。そうした経緯から、スペイン紙「マルカ」は「ネイマールのランブレッタ、天才か、挑発か」との見出しで、次のように伝えている。

 

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