悩める天才ウィルシャーが激昂 両軍入り乱れる乱闘で一発退場、通路でも小競り合い

今夏アーセナルへ復帰したウィルシャー、U-23チームでオーバーエイジとして出場

 イングランド代表MFジャック・ウィルシャーはボーンマスへの1年間期限付き移籍を経て、今夏にアーセナルへ復帰したが、トップチームでは出番のない状況が続いている。そして、現地時間21日に行われたU-23チームの試合に出場すると、相手選手と乱闘の末に一発退場処分となった。英紙「ザ・サン」が報じている。

 ウィルシャーは21歳から23歳までの選手が出場できるプレミアリーグ2のマンチェスター・シティ戦にオーバーエイジ枠(3人まで)で出場した。チームが4-1と大差でリードを奪っている後半17分、ピッチ中央でMFマット・スミスからの強烈なタックルを食らったウィルシャーはこれに激昂。すぐに立ち上がり、激しい剣幕で詰め寄りながらスミスを突き飛ばした。

 両軍入り乱れる騒ぎとなるなか、主審は原因を作ったウィルシャーと抗議のためにウィルシャーに食って掛かったシティMFティレク・ウィルソンの2人にレッドカードを提示した。

 怒りの収まらないウィルシャーは、ピッチから引き上げた後にもロッカールームへ続くトンネル内の通路でもウィルソンと小競り合いを起こしていたという。試合はアーセナルが4-3で勝利したが、後味の悪さが残る一戦となった。

 

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