「デンベレが移籍する可能性は50%以下」 ドルトムントCEOがバルサ側を牽制

ヴァツケCEOが断言 「バルサが我々の要求額を支払うか、残留するか」

 ドルトムントのフランス代表FWウスマン・デンベレは、バルセロナ移籍を求めて練習を無断欠席するなどの騒動を起こしている。ドルトムントも無期限の活動停止処分を下すなど大きな問題に発展しているが、ハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOは「バルサ移籍の可能性は50%に満たない」と発言。パリ・サンジェルマンに移籍したブラジル代表FWネイマールの代役獲得に必死なバルサを、鋭く牽制している。ドイツの衛星放送「スカイ・ドイツ」が報じている。

 バルセロナはデンベレと、リバプールのブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョの獲得に動き、それぞれにメガオファーを出している。だが、スポーツマネジャーを務めるペップ・セグラGMが「獲得に近づいている」と地元テレビで発言したことで、ドルトムント側は態度を一気に硬化させている。

 移籍の可能性についてヴァツケ氏は、次のように語ったという。

「デンベレが移籍する可能性は50%以下だ。私はそう考えている。バルサが我々の要求額を支払うか、残留するかだ。彼は4年契約が残されている。彼らはネイマールで2億2200万ユーロ(約285億円)を受け取っている。彼らが我々の要求を期限通りに満たすなら、実現する。そうでなければ、実現しない」

 

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