インテル長友、本拠地開幕戦で伊紙スタメン落ち予想 新戦力DFに定位置奪われる形に

ニースから加入のブラジル人DFダルベルトが左SBの先発予想

 インテルの日本代表DF長友佑都が、現地時間20日のリーグ開幕戦となる本拠地フィオレンティーナ戦で先発落ちとなる可能性が高まった。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が予想先発を発表している。

 長友は開幕1週間前まで地元メディアで先発が予想されていたが、フランス1部ニースからやって来たブラジル人DFダルベルトに定位置を奪われてしまったようだ。

 ガゼッタ紙では、ルチアーノ・スパレッティ新監督の初陣のシステムを4-2-3-1と予想。GKハンダノビッチ、DFは右からダンブロージョ、シュクリニアル、ミランダ、ダルベルトが並んでおり、背番号55の長友はベンチ予想となっている。

 開幕に向けた12日の最終調整試合、スペイン1部ベティスとの親善試合を長友は胃腸炎で欠場。この試合で左サイドバックとして先発したダルベルトにレギュラーの座を奪われる形となった。

 インテルはバレンシアからポルトガル代表DFジョアン・カンセロを獲得予定。現時点でサブに回ると見られる長友は、スパレッティ政権で放出要員のリストから脱出し、不死鳥のようにポジションを奪取したかに見えた。だが、胃腸炎の影響でアピールの機会を逃し、ここから去就問題が再燃する可能性もありそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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