ミランが念願の“新エース”補強に成功!? 移籍金33億円で獲得に近づくストライカーとは

フィオレンティーナからカリニッチの獲得に目途

 新シーズンに向けた移籍市場で、ストライカーを探し続けてきたACミランが、ついにその補強に目途をつけたようだ。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。

 ミランはフィオレンティーナのクロアチア代表FWニコラ・カリニッチを巡る交渉で、ほぼ合意にこぎつけたという。残すは支払方法の細かい調整のみとされ、フィオレンティーナに対して移籍金2500万ユーロ(約33億円)に成果ボーナスを加える形で妥結したと報じた。

 昨季終盤に中国資本に株式を売却して資金を得たミランは、この移籍市場では攻勢に出ていた。前線ではポルトガル代表FWアンドレ・シウバを獲得していたが、点取り屋となるストライカーの補強を求めていた。昨季までのエース、コロンビア代表FWカルロス・バッカをUEFAヨーロッパリーグの登録メンバー外にする背水の陣で臨んでいた。

 ミランの強化部はドルトムントのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤン、チェルシーに移籍が決まったスペイン代表FWアルバロ・モラタ、トリノのイタリア代表FWアンドレア・ベロッティの3人のうち1人を獲得することを目標としてきたが、最終的には頓挫。並行して交渉を進めていたカリニッチに、新シーズンの命運を託すことになる模様だ。

 

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