バッカのビジャレアル期限付き移籍が合意 20億円の買い取りオプション付きで決着

ミランは買い取り義務付きを希望も、オプションの形で妥協

 ACミランのコロンビア代表FWカルロス・バッカが、ビジャレアルへの移籍でクラブ間合意に達し、現地時間15日夜にスペイン入りしたという。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。

 バッカは日本代表DF酒井宏樹が所属する名門マルセイユや、かつてプレーしたスペインのセビージャなどへの移籍が取り沙汰されていたが、移籍金の交渉で合意に至らず頓挫。一方で、ミランではUEFAヨーロッパリーグの登録メンバーから外れるなど、その存在が宙に浮いていた。

 そうしたなかで、ビジャレアルへの期限付き移籍が合意に達したという。その内容は、ベースとなるレンタル料が250万ユーロ(約3億2000万円)で、買い取りオプションが1550万ユーロ(約20億円)という形で決着したとされた。ミランは試合出場数による買い取り義務を付けるように交渉を進めていたが、最終的にはオプションという形で妥協したという。

 

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