ピケが「ネイマール残留」発言の真意を告白 「僕からの最後の一撃だった」

移籍1カ月前のメッシの結婚式で移籍をほのめかし、「100%移籍すると分かっていた」

 バルセロナのスペイン代表DFジェラール・ピケは、ブラジル代表FWネイマールの去就に関して、移籍決定直前に自身のSNSで「彼は残る」と宣言して物議を醸した。今回、改めてその行動の真意を明かしている。スペイン紙「マルカ」が報じた。

 8月3日、ネイマールのパリ・サンジェルマン移籍が発表された。史上最高額となる2億2200万ユーロ(約290億円)が動いた大型移籍は、世界中の話題をさらった。

 ネイマールの去就に関する報道が過熱していたなか、ピケは移籍が発表された1週間ほど前に自身のツイッターで「彼(ネイマール)は残る」と投稿。同僚による残留発表はメディアにも取り上げられていたが、結局ネイマールは移籍を選択した。後にネイマールは、ピケのSNS投稿について苦言も呈している。

 12日、スペイン・スーパーカップ第1戦の前日会見に出席したピケは、「(リオネル・)メッシの結婚式の時から、ネイマールは移籍するという考えを持っていた」とコメント。移籍決定の1カ月以上前となる7月1日に行われたメッシの結婚式会場で、移籍をほのめかしていたと明かしている。その上で、敢えて「残る」と発言したのはピケなりの抵抗だったようだ。

「僕が『彼は残る』とツイートした時、彼が100%移籍すると分かっていた。でも、あれは僕からの最後の一撃だった」

 毎度SNSでお騒がせのピケだが、今回の一件はネイマール残留という願望を込めた発言だった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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