千葉Lがなでしこリーグカップ初優勝 劇的決勝弾に指揮官「勝てると思ってなかった」

浦和Lと初優勝をかけて激突、試合を通して主導権を握られたが…

 日本女子サッカー三大タイトルの一つ、なでしこリーグカップは12日に1部、2部がそれぞれ決勝戦を行い、1部はジェフユナイテッド市原・千葉レディース(千葉L)が後半アディショナルタイムの劇的な決勝ゴールで浦和レッズレディース(浦和L)を1-0で破り、初優勝を飾った。

 浦和Lは準決勝で日テレ・ベレーザ(2-2・5PK4)、千葉LはINAC神戸レオネッサ(1-0)という優勝経験クラブを下して決勝進出。ともに初優勝を目指してのゲームになった。

 前半から浦和Lが主導権を握ったゲームは、立ち上がりの5分にこの日が誕生日で古巣対決のMF筏井りさがミドルシュートで千葉Lゴールを襲ったが、惜しくもポスト直撃。その後も女子日本代表FW菅澤優衣香とFW安藤梢の強力2トップにボールを集めて攻勢を強めたが、千葉Lの組織的な守備を突破できずにスコアレスでハーフタイムを迎えた。

 後半も浦和Lがボール支配率を高める展開のなか、22分には筏井がゴール正面約25メートルから直接フリーキックのチャンス。しかし、再びポストを直撃でゴールとはならず、試合は膠着状態のまま進んだ。

 

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