インテル新監督が非情勧告「出たほうがいい選手もいる」 伊紙特定のリストに長友の名も

補強と人員整理を並行させながら、スパレッティ体制のインテルが始動

 インテルはローマから戦術家ルチアーノ・スパレッティ監督を招聘し、UEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得向けて全力を挙げている。チームはすでに始動したなか、新指揮官は日本代表DF長友佑都ら放出候補選手に対して「出て行ったほうがいい選手たちもいる」と語り、クラブに人員整理を要求したとイタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。

 スパレッティ体制のインテルはイタリア北部リスコネ・ディ・ブルニコで動き出し、移籍市場での補強と戦力整備を並行させているが、新監督はチーム強化に向けてリストラも辞さない姿勢を鮮明にしている。

「偉大な監督たちがインテルを指揮してきたが、結果はパッとしなかった。強い個性が必要だ。ここ数日で、今の我々の評価を変えさせる選手が何人かいるだろうが、色々な理由から他のクラブに移籍したほうがいい選手もいる」

 スパレッティ監督は包み隠さず語り、放出候補選手に対して非情な移籍勧告に出ている。

 ロベルト・マンチーニ元監督ら様々な実力者がインテルを率いたが、かつての栄光は取り戻せなかった。中国企業「蘇寧グループ」がオーナーとなり、チャイナマネーで一大補強を展開するも、昨季はヨーロッパリーグでグループリーグ敗退に終わり、リーグ戦も7位とパッとしない成績に終わった。

 

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