コンフェデ杯の各タイトル発表! MVPドラクスラー、フェアプレー賞の初優勝ドイツをFIFA絶賛

個人の活躍に加え、ピッチ内外での振る舞いが称賛されたドイツ

 FIFAコンフェデレーションズカップは現地時間2日に決勝戦が行われ、2014年ブラジル・ワールドカップ(W杯)王者ドイツが南米チャンピオンのチリを1-0で下して優勝した。若手主体のチームながら無敗で頂点に立ったドイツは大会のフェアプレー賞も受賞し、ピッチ内外での振る舞いも絶賛されている。

 大会の全日程が終了し、FIFA公式サイトでは各タイトルが発表された。大会MVPに相当する「ゴールデン・ボール賞」はキャプテンのMFユリアン・ドラクスラー(パリ・サンジェルマン)が受賞。大会得点王の「ゴールデン・ブーツ賞」は3得点に加えて2アシストも記録したFWティモ・ヴェルナー(RBライプツィヒ)の手に渡ったが、3得点のFWラース・シュティンドル、MFレオン・ゴレツカも「シルバー・ブーツ賞」を受賞と、ドイツは個人の活躍でも際立っていた。

 最も優秀だったGKに送られる「ゴールデン・グローブ賞」は準決勝のポルトガル戦でPK3連続セーブという離れ業を成し遂げたチリのGKクラウディオ・ブラーボ(マンチェスター・シティ)だった一方、ドイツはチームとして「フェアプレー賞」も受賞。FIFA公式サイトでは、ピッチ内外でのドイツの振る舞いが絶賛された。

「若いドイツチームはピッチの中と外両方で素晴らしい評価を与えられた。彼らは5試合でイエローカードはわずか8枚、ファールも66回だけだった。ドイツは自ら進んでキリル文字で“ドイツ”と書かれたTシャツをファンに配ったが、これもとても好意的に受け入れられていた」

 ドイツは同時期に行われていたU-21欧州選手権でも優勝を果たし、2014年ブラジルW杯以降も充実の時を過ごしている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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