乱闘騒動で泣き面に蜂の上海上港… 蛮行オスカルを支持したフッキらに2試合出場停止処分

ビラス=ボアス監督にも2試合のベンチ入り禁止処分が下されることに

 上海上港のブラジル代表MFオスカルは、18日に行われた広州富力戦での蛮行により、8試合出場停止の厳罰が下された。それを受け、翌週の河南建業戦の試合後、ブラジル代表FWフッキと中国代表MFウー・レイがオスカルを擁護するTシャツを着用。同僚の支持を表明したが、これが中国サッカー協会(CFA)の目に留まり、事情聴取の末、両選手に2試合の出場停止処分、さらにアンドレイ・ビラス=ボアス監督にも2試合のベンチ入り禁止が言い渡された。中国紙「South China Morning Post」など複数のメディアが報じている。

 オスカルは広州富力戦で相手選手にボールを蹴り当てる暴挙に走り、これが50人規模の大乱闘を引き起こすこととなった。数日後、オスカルには8試合の出場停止処分と約65万円の罰金処分が下されている。

 次節に行われた河南建業戦後には、フッキとウー・レイが「NOTHING TO SAY , NOTHING TO DO」と記されたTシャツを着用し、スタジアムを歩き回った。これは騒動後にオスカルが無言の訴えを主張した際に着ていたTシャツと同様のものだった。

 

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