英紙が選ぶ「今夏の“移籍金ゼロ”ベストイレブン」 本田の元同僚の名前も…

布陣は3-4-3、多彩な顔ぶれが揃う

 移籍金が高騰する近年の移籍市場で、その対極をいく存在が契約満了によるフリートランスファーの選手だ。英高級紙「ガーディアン」は、今夏移籍金ゼロで獲得できる選手のベストイレブンを作成。スペイン人守護神からカリスマFWまで、多彩なメンバーが顔を揃えた。

 GKはFCポルトと契約満了の元スペイン代表GKイケル・カシージャス。長年レアル・マドリードのゴールを守った“聖イケル”は、初の国外でのプレーとなった隣国ポルトガルの名門を離れることになっている。

 3バックはポルトガル代表DFペペ、元イングランド代表DFジョン・テリー、元フランス代表DFガエル・クリシーが並んだ。ペペはすでに多くのクラブから獲得候補に挙がっているが、現時点でチームは決まっていない。テリーは引退の可能性も視野に入りつつ、アメリカMLSでプレーする可能性も報じられてきた。クリシーは、マンチェスター・シティでプレーしてきたものの、ジョゼップ・グアルディオラ監督からの信頼を勝ち取れずに契約満了となっている。

 右ウイングバックも、シティを契約満了になった元スペイン代表MFヘスス・ナバス。左ウイングバックは、CSKAモスクワで日本代表FW本田圭佑とも共闘したセルビア代表MFゾラン・トシッチ。そして、ダブルボランチはサンダーランドのドイツ人MFヤン・キルヒホフと、ペスカーラのガーナ代表MFサリー・ムンタリが選出された。ムンタリは今季、人種差別的なチャントを受けて主審に試合中断を申し入れたが認められず、後に撤回されたものの出場停止を受ける苦しい思いを味わっていた。

 

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