千葉がDF西野の移籍を解除、古巣G大阪に復帰決定 「悔しい時期が多い半年間」

今季から千葉に期限付き、開幕5試合連続スタメン出場も悔しさ露わ

 ジェフユナイテッド市原・千葉は28日、ガンバ大阪から期限付き移籍していたDF西野貴治が30日をもって移籍を解除し、7月1日からG大阪に復帰すると発表した。

 西野はG大阪ユース育ちの23歳で2012年にトップ昇格を果たした。プロ1年目は天皇杯1試合出場にとどまったが、13年は一気に頭角を現し、J2で29試合3得点の成績を残してJ1昇格に貢献。三冠を獲得した14年は12試合(1得点)に出場したが、15年と16年はともにリーグ戦3試合の出場にとどまり、今年からJ2の千葉に期限付き移籍していた。

 千葉では開幕戦のFC町田ゼルビア戦で先発出場すると、5試合連続スタメンを飾り、第3節の名古屋グランパス戦では1得点を決めてチームを勝利に導いた。今夏、G大阪はFWパトリック、DF丹羽大輝が揃ってサンフレッチェ広島へ移籍したなか、西野がG大阪に復帰する形となった。

 今季5試合出場の西野は千葉の公式サイトでコメントを発表。悔しさを滲ませつつ、サポーターに感謝を伝えている。

「短い間でしたがたくさんの応援ありがとうございました。なかなか自分自身結果を出せず、チームの力になれず、悔しい時期が多い半年間でした。ジェフサポーターの熱い声援にはすごく感謝しています。ジェフの力になってJ1昇格を目指していましたが、その力になれずチームを離れる事は、申し訳ないし悔しくも思います。ジェフの勝利をこれからも願っています。半年間ありがとうございました」

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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