ドルトムント“天才MF”の波乱万丈キャリアを特集 英紙「天国と地獄をすでに味わった」

代謝障害で離脱中のゲッツェ、完全復活に向けてリハビリ開始

 ドルトムントのドイツ代表MFマリオ・ゲッツェは代謝障害による長期離脱によって、古巣復帰を果たした今季は公式戦出場わずか16試合に終わった。失意の天才MFは自身のSNSでランニングする姿を公開するなど、着実に復帰への道を歩んでいるが、その姿を英メディアも特集している。

「かつてのワンダーキッドが、再起に向けて前進」と特集したのは、英紙「デイリー・ミラー」。2014年ブラジル・ワールドカップ決勝では、アルゼンチンを相手に優勝を手繰り寄せる決勝ゴールを決め、母国を4度目の世界王者に導いたゲッツェの波乱万丈のキャリアを振り返っている。

 記事では「2014年、世界は彼の足元にあった」と、当時22歳だったゲッツェがサッカー界の話題の中心だったことを紹介。バイエルン・ミュンヘンでは苦しい時期を過ごしたが、ドイツ代表で絶頂を極めたことで、母国の英雄となった。

 その他にも、ドイツ代表を率いるヨアヒム・レーブ監督がゲッツェを指して言った「彼はミラクルボーイ、ワンダーボーイだ」という言葉や、元ドイツ代表キャプテンのマティアス・ザマー氏による「彼はドイツ史上最高の才能」という絶賛のコメントも紹介されている。

 

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