スペイン紙が契約交渉時の“珍要求”を紹介 サッカー界の英雄たちが残した伝説とは?

ロナウジーニョの条件は、ビーチフットボールのコートとプール付きの家、4人の執事

 現在オフシーズンを迎えている欧州サッカー界で注目となるのはやはり、移籍市場における契約交渉だ。そのなかで、ユベントス所属の若手有望株FWモイーズ・ケインの父親が意外なインセンティブ(報酬)を要求したことが話題となっている。スペイン紙「マルカ」は、これを受けて過去のビッグネームの“珍要求”を紹介している。

 2000年生まれで今年17歳になったばかりのケインは、ルーツをアフリカのコートジボワールに持ち、「バロテッリ二世」との呼び声も高い。ユーベにとってはクラブの将来を担ってほしいと願う一人であるが、そのケインの父親が「私の農業用ビジネスのためにトラクターを買ってくれると言ったのに、与えられていない」と現物支給への不満を訴え、契約が難航しているという。

 過去にも、金銭面以外で折り合いがつかなかったケースはある。

 代表例のひとつが、元ブラジル代表FWロナウジーニョだ。メキシコリーグのケレタロFCから驚きのオファーを受けた際、希代のファンタジスタはビーチフットボールのコートとプールを備えた家、それも4人の執事付きという条件を求めた過去がある。

 そして、いわゆる“爆買い”で中国へと渡った元コートジボワール代表FWジェルビーニョもプライベートビーチ、家族全員が住めるマンション、そしていつでも搭乗したい時に乗れるヘリコプターと航空券が欲しいと河北華夏に言ったという。

 

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