チェルシー“構想外”のスペイン代表FW 半年間「プレー不可」でも古巣復帰を熱望か

コスタが補強禁止処分中の古巣アトレチコへラブコール

 今夏の去就が注目されるチェルシーのスペイン代表FWジエゴ・コスタは、やはり古巣アトレチコ・マドリードへの復帰を熱望しているようだ。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。

 コスタは今季プレミアリーグ35試合で20得点を叩き出し、チェルシーにとって2季ぶりのリーグ制覇に大きく貢献。しかしアントニオ・コンテ監督は、コスタに「来季の私のプランに入っていない」と構想外であることを伝えるメールを送ったとされており、苦境に立たされている。

 最新レポートによると、コスタは3年半を過ごしたアトレチコに対して再加入を希望していることを伝えたという。中国移籍の噂も浮上していたが、意中のクラブはディエゴ・シメオネ監督率いるロヒ・ブランコ(赤と白)のようだ。

 問題はアトレチコが、FIFA(国際サッカー連盟)から補強禁止処分を下されていることだ。18歳以下の未成年選手の移籍に関する規約違反で、来年1月まで新戦力の登録を禁じられている。つまり、今夏に移籍しても半年間はプレーできないことになるが、コスタとしては構想外のチェルシーに留まるよりも、リスクを犯してでも古巣復帰を望んでいるという。

 コスタにとって念願となる移籍は実現するのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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