レアル退団騒動のC・ロナウド 脱税疑惑で7月31日に出廷命令とスペイン紙報道

18億円の脱税疑惑について判事の前で証言

 レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、スペイン税務当局から1480万ユーロ(約18億円)の脱税疑惑をかけられたことをきっかけにレアル退団を決断したと報じられているが、スペインの検察当局から出廷命令を受けたことが明らかになった。スペイン地元紙「エル・コンフィデンシャル」などが報じている。

 ロナウドは現在、ポルトガル代表の一員としてコンフェデレーションズカップに参戦しているが、大会後には気の重い義務が待ち受けている。マドリードの裁判所から7月31日午前11時に出廷するように命令を受けた。判事の前で脱税疑惑についての証言を行うことになった。

 ロナウドは脱税疑惑が浮上した際に、クラブ側からサポートが足りなかったと怒りを覚え、今季限りでの退団を決断したと報じられている。チームは7月10日に新シーズンに向けた始動を迎えるが、ロナウドは移籍問題が決着していない場合、コンフェデ杯参加による特別休暇を経て、再合流を果たすことになる。いずれにせよ、自らに向けられた疑惑については法廷で証言することになりそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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