欧州クラブで“韓国のメッシ”争奪戦が勃発 「一番行きたいチームでプレーする」と断言

韓国U-20代表FWイ・スンウ、ドルトムント移籍も浮上 「慎重に決断したい」

 バルセロナの下部組織でプレーする韓国U-20代表FWイ・スンウはドルトムント移籍の可能性が浮上するなか、「一番行きたいチームでプレーする」と断言。ポルトガル、フランス、ドイツリーグの複数のクラブからオファーが届き、争奪戦が勃発していることが分かった。韓国地元紙「スポーツソウル」が報じている。

 地元・韓国で行われたU-20ワールドカップで2ゴールを決めたイ・スンウは、ドイツメディアでドルトムントからオファーを受けたと報じられている。

「僕は一番行きたいチームを選ぶ。チームの名前や戦術ではなくて、いろいろなことも検討することになる。周囲の人々を相談して、慎重に決断したい」

 イ・スンウはこう語ったという。2011年にバルセロナの下部組織に加入した韓国のメッシだが、クラブが未成年の外国人選手補強の規定違反でFIFAからペナルティを受けたために、公式戦でプレーできない苦しい日々を過ごしてきた。ドルトムントで日本代表MF香川真司と同僚になる可能性もあるが、オファーを慎重に検討すると語っている。

 U-20日本代表FW久保建英が2015年に出場機会を手にするためにバルセロナの下部組織から帰国する一方、イ・スンウはバルサで練習の日々を過ごしていた。代理人を務めるマンチェスター・シティのペップ・グアルディオラ監督の弟、ペレ氏と去就を決めることになるという。

 

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