中国リーグで両軍入り乱れて大乱闘勃発、ピッチ一時騒然! オスカルの暴挙が騒動の発端に

オスカルが2人の相手に対して至近距離からボールを蹴り、広州富力の選手が激怒

 上海上港に所属するブラジル代表MFオスカルが、中国スーパーリーグの試合で大乱闘の発端となった。

 オスカルが大暴れしたのは現地時間18日に行われた広州富力との一戦でのこと。前半アディショナルタイムに2人の相手選手に対して至近距離から強烈なインステップキックでボールを蹴って当てるまさかの行為に出た。これに激怒した広州富力の選手が後ろを向いたオスカルを押し倒すと、その後は両軍入り乱れての大乱闘が勃発。ピッチ上は一時騒然となった。

 この騒動について、中国超級リーグが放映されているサッカーの母国イングランドの記者も驚いている。トットナムの特派員を務めるアラスディアー・ゴールド氏は自身のツイッターに乱闘シーンをアップ。「元チェルシーのプレーヤーであるオスカルは相手選手に向けてボールを蹴り込んだ……二度もだ」と驚きを隠さず表現した。

 オスカルは鳴り物入りで今季中国上陸を果たしたものの、AFCチャンピオンズリーグのグループステージ浦和レッズ戦で2度のPKを失敗するなど、らしくない場面も見受けられた。今回の乱闘は、慣れない東アジアという環境でのプレーにフラストレーションが爆発したものなのかもしれない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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