韓国、W杯出場に黄色信号 番狂わせの黒星にFIFAも衝撃 「痛恨の敗戦」

敵地カタール戦、2点リードさせる展開のなか2-2に追いつくも…

 現地時間13日に各地で行われたロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選は、グループ上位につける各国が苦戦を強いられる戦いとなった。グループAでは2位につける韓国が敵地カタール戦で、打ち合いの末に2-3で敗戦。FIFA公式サイトなどでもこの結果は驚きを持って伝えられている。

 試合前、韓国は勝ち点13の2位につけ、プレーオフへと回ることになる3位のウズベキスタンとは勝ち点1差。ただ前日に行われたイラン対ウズベキスタンでイランが勝利したことにより、カタールに勝利すればW杯出場へ大きく近づく大一番だった。

 しかし前半25分に直接FK与えると、キッカーのハッサン・アル・ハイドゥスの右足キックが、鹿島で好調のGKクォン・スンテが一歩も動けない軌道でゴールに突き刺さり先制を許す。後半5分にはアクラム・アフィフに右サイドを突破され追加点を奪われる。

 韓国は同17分にキ・ソンヨン、その8分後にはファン・ヒチャンが立て続けにゴールネットを揺らして2-2としたものの、同30分にロングカウンターを浴びると、ハッサンの鋭いターンからのシュートを防げず、再び勝ち越されて万事休した。

 

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