本田とミランで共闘した元仏代表FW トルコのアンタルヤスポル移籍で合意

メネズが今季トルコ1部リーグ5位のクラブへ、「契約は3年」と公式サイトで発表

 かつてACミランで日本代表FW本田圭佑と定位置を争った元フランス代表FWジェレミー・メネズが、今季トルコ1部リーグ5位のアンタルヤスポルに移籍することで合意した。現在所属するフランスのボルドーと、移籍先のアンタルヤスポルがそれぞれ公式サイトで発表している。

 メネズは2014-15シーズンに移籍金ゼロでパリ・サンジェルマンからミランに加入。加入1年目には本田と前線でユニットを組み、エースとして君臨した。高いセンスと技術、ドリブルの切れ味を武器にリーグ戦16ゴールの大活躍を見せた一方で、球離れの悪さなど課題をのぞかせるシーンも多かった。

 そして、ASローマ時代(2011年)に確執のあったヴィンチェンツォ・モンテッラ監督の就任とともに、今季ボルドーに放出。故障が重なり、17試合先発(計26試合で3得点)にとどまっていた。

 アンタルヤスポルのクラブ公式サイトによれば、契約は3年間だという。アンタルヤスポルは公式ツイッターで「ようこそ、ジェレミー・メネズ」と投稿。続けて、メネズがトルコ語で「我々はアンタルヤスポル」と満面の笑みでメッセージを送る動画を公開した。

「ミランのエース」から「トルコ移籍」は都落ちの感もあるが、本田もトルコのガラタサライ移籍の可能性が浮上している。ミランで暗黒時代を過ごした二人が、トルコリーグで相まみえることはあるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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