浦和戦で暴行の済州に厳罰! エルボーDFは3カ月、退場後に乱闘参戦のDFは6カ月の資格停止処分

韓国紙が報道 チョ・ヨンヒョン、ペク・ドンギュに重い処分、済州は控訴へ

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の浦和レッズ戦で前代未聞の蛮行に出た済州ユナイテッド(韓国)と選手たちに、アジアサッカー連盟から厳罰が下ったと、韓国紙「スポーツソウル」が報じている。

 5月31日に行われたACLラウンド16の浦和との第2戦で、済州は数々の暴行を働いた。浦和が延長戦に入り3-0として、2戦合計3-2と1点リードと逆転した試合終了間際、両チームの選手が小競り合いを起こしたところで、控え選手のDFペク・ドンギュがビブスを着たままピッチに乱入。仲裁に入っていた浦和MF阿部勇樹にジャンピングエルボーを見舞い、前代未聞の退場劇となった。

 さらに試合終了後には、浦和の選手たちやスタッフに対し、済州の選手やスタッフが暴行を働き、浦和DF槙野智章は済州の選手たちに追いかけられながらロッカールームに引き上げた。その際には、DFクォン・ハンジンが浦和スタッフに飛び膝蹴りをして、試合後にもかかわらずレッドカードを提示された。また、試合中にはDFチョ・ヨンヒョンが2枚のイエローカードを提示されて退場処分を受けており、合計3選手がレッドカードを受ける事態になっていた。

 記事によると、最も重い処分を受けるのはチョ・ヨンヒョンで、6カ月間の資格停止と制裁金2万ドル(約220万円)となり、阿部に暴行を働いたペク・ドンギュは3カ月間の資格停止と制裁金1万5000ドル(約165万円)、クォン・ハンジンには2試合出場停止と制裁金1000ドル(約11万円)の処分となる。また、済州はチーム自体にも4万ドル(約440万円)の制裁金が科されるという。

 

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