長友が明かすシリア戦同点弾の“陰の立役者” ゴールを呼び込んだのは…「あの動きが全て」

同点弾の形に手応え 「監督も試合前に100回くらい言っていた」

 日本代表DF長友佑都は、7日の国際親善試合シリア戦で左サイドバックとしてフル出場。1点ビハインドの後半13分にMF今野泰幸の同点ゴールをアシストしたが「監督も試合前に100回くらい言っていた」と、バヒド・ハリルホジッチ監督によるトレーニングで事前に準備してきたプレーだったことを話した。試合は1-1ドローに終わっている。

 日本のゴールシーンは鮮やかな連係だった。左サイドをMF原口元気、FW大迫勇也、長友のコンビネーションで崩すと、長友がファーサイドに流し込んだボールに今野が走り込んでゴール。原口が中央方向にボールを持ち、大迫のポストプレーに降りるタイミングと長友の抜け出しが絶妙だった。

 そして、長友はそのゴールについて影の立役者がいたことを明かしている。

「監督も試合前に100回くらい言っていたので、良い形で当てて落としてスルーパスで裏に出ると。理想的な形だったと思う。トライアングルを作って、そこからサイドバックの僕がスペースに出る形が練習通りだし、良かったと思う。コンちゃん(今野)にパスを出せたのも、倉田がGKの前にいた敵を引き付けてくれたから。最初は倉田に出そうと思ったけど、敵がパッと倉田に食い付いたので、コンちゃんのスペースが空いた。あの動きが全てだと思う」

 前半10分にMF香川真司の負傷で急きょ出場となったMF倉田秋のニアサイドへの走り込みがカギだった語る。ボールサイドの3人で作り出したチャンスに、インサイドハーフ2人がニアとファーサイドに分かれて飛び込んでくる中の動きと、全てが噛み合ったゴールだったと手応えを得ている。

 

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