「浦和が挑発」「コーチも水をかけてきた」 暴力行為の済州が驚きの反論、AFCに抗議文提出

韓国紙が報道、済州側は5つの論点のうち「浦和に4つの非があった」と主張

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント1回戦、浦和レッズと済州ユナイテッド(韓国)の第2戦で起こった済州による前代未聞の退場劇と暴力行為は海外メディアでも批判され、波紋を広げている。これに対して済州は反論を展開。乱闘劇は大きく5つの状況に区分され、そのうち「浦和に4つの非があった」と驚きの主張をしている。韓国紙「スポーツソウル」が、「浦和コーチたちも水をかけながら嘲り…済州がAFCに送った内容は?」と報じた。

 済州が逆転負けを喫した一戦の余波は、収束の気配を一向に見せていない。

 120分の死闘となったこの試合で大きな問題となっているのは、延長後半アディショナルタイムと試合終了後に済州側が起こした乱闘騒動だ。浦和は2戦合計3-2と勝ち越した後、敵陣コーナーフラッグ付近でボールをキープ。ここで両チームがもみ合いになると、済州の控えDFペク・ドンギュがビブス姿でピッチに乱入し、浦和MF阿部勇樹にジャンピングエルボーを見舞い退場となった。

 さらに試合終了後には済州の選手だけでなく、スタッフまでもがピッチ上で浦和の選手やスタッフに襲いかかった。浦和DF槙野智章をターゲットにしたDFクォン・ハンジンは、浦和スタッフに飛び膝蹴りを食らわせ、試合終了後にもかかわらずレッドカードが提示されている。イタリア、フランス、イギリス、アメリカ、ドイツ、スイスなどの各国メディアは済州の愚行を断罪。「アジアフットボールの宣伝にならない」と一刀両断している。

 

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