FIFA公式が堂安の奮闘を讃える 16強敗退も「機動性のあるプレー以上のものを見せた」

ベネズエラに延長戦で敗れ、U-20W杯14年ぶりの8強進出ならず

 U-20日本代表は30日に行われたU-20ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦ベネズエラ戦で、延長戦の末に0-1と敗れ、2003年大会以来となる8強進出はならなかった。FIFA公式サイトはこの試合のマッチレポートでベネズエラの8強進出を報じるとともに、何度か決定機を演出したMF堂安律(G大阪)の奮闘ぶりにも触れている。

 膠着した展開で進んだ試合は延長後半開始早々、CKからベネズエラの主将MFエレーラの強烈なヘディングシュートが突き刺さり、ベネズエラが先制。中2日続きだった日本に反撃する体力は残されておらず、涙を呑んだ。

 FIFA公式サイトでは「ベネズエラがU-20W杯初となる8強進出」とのタイトルで伝え、決勝点を決めたエレーラをはじめフル代表にも招集されている選手たちが、序盤からワンサイドゲームのように押し込んでいたことに触れている。それと同時にスポットライトを当てているのは、今大会を通じて日本の攻撃の中核を担った堂安だった。

「しかしながら、イタリア戦で2得点を奪い印象を残したリツ・ドウアンはクロスバー直撃の直接FKを放つなど、アジアチャンピオンが、彼らの小気味良く機動性のあるプレー以上のものを見せた」

 

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