ミラン本田が帰国後初ツイート、社会問題の自殺に持論 「他人のせいにするな!政治のせいにするな!」

自殺者数のニュースに言及、「成功に囚われるな!」のメッセージ

 今季限りでACミランからの退団を発表している日本代表FW本田圭佑は、28日に今季最終戦となる敵地カリアリ戦で今季2度目の先発出場を果たした。移籍後初めてキャプテンマークを巻いて今季フル出場も、得点に絡めず1-2敗戦。有終の美を飾れなかった本田だが、今季の戦いを終えて30日に帰国した。同日、本田は自身のツイッターで帰国後初のツイートを投稿し、社会問題に言及している。

 事前に30日の帰国便が発表されていた本田を、大勢のファンが空港で待ちかまえ、本田も快く写真やサインに応じた。本田は6月7日のキリンチャレンジカップ・シリア戦、13日のロシア・ワールドカップ最終予選敵地イラク戦を戦う日本代表メンバーに選出されており、1日からチームに合流する予定となっている。

 そんな本田の帰国後初ツイートは社会問題についてだった。それは政府が30日に公表した2017年版自殺対策白書を閣議決定し、自殺者数が減少傾向にあるものの15~39歳で依然として多いというもの。本田はこのニュースに触れ、次のように持論を展開している。

「他人のせいにするな!政治のせいにするな!!生きてることに感謝し、両親に感謝しないといけない。今やってることが嫌ならやめればいいから。成功に囚われるな!成長に囚われろ!!」(原文ママ)

 自身の考えを率直に綴った本田。そのメッセージは多くの人の心を打ったのか、ツイートから1時間経たずに1000人以上がリツイートするなど大きな反響を呼んでいる。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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