原口のブライトン移籍交渉が同僚の来季を左右 独紙「日本人の移籍に大きな影響を受ける」

来季プレミア昇格のブライトン移籍浮上の原口 MFシュトッカーの運命は?

 ヘルタ・ベルリンの日本代表FW原口元気は来季プレミアリーグに昇格する英チャンピオンシップ(2部相当)ブライトンに移籍する可能性が浮上しているが、原口の去就がヘルタの同僚の来季を左右することになるという。ドイツ地元紙「ベルリナー・クーリエ」が報じている。

 原口はベルリンとの契約延長に応じず、今季限りでの移籍の可能性が高まっている。原口の移籍交渉に大きな影響を受けるのはスイス代表MFヴァレンティン・シュトッカーだ。今季チーム3位となる4ゴールを決めたアタッカーはヘルタとの契約は原口同様に1年残している。

「フランクフルトやHSVで自分が何をするというんだい? 個人的な成長につながらないだろう」と語ったシュトッカーには、母国強豪バーゼルに2014年以来となる復帰の道が広がっている。

 だが、シュトッカーの運命を決めるのは原口の去就だと報じられている。「彼は待っている状況だ。日本人の原口元気の移籍に大きな影響を受けることになる。もしもブライトンが600万ユーロという、気前の良い移籍金を払ってくれるなら、ヘルタはバーゼルと再び交渉を持つだろう」と分析している。

 ブライトンが原口の移籍金7億4000万円を支払うなら、ヘルタは他の選手の移籍にも寛容になるとしている。同僚も見守る原口の移籍問題はどのような決着を見るのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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