「最後に最高の威厳を見せた」 ミランラストマッチで主将の本田を伊紙称賛

本田は今季2度目の先発、黒星も「チームが眠っている時、彼だけ攻めようとした」

  ACミランの日本代表FW本田圭佑は28日の今季最終戦となる敵地カリアリ戦で今季2度目の先発出場を果たした。今季限りで退団する背番号10は、現地メディアから「チームが眠っている時に攻めようとした」「最後に最高の威厳を見せた」と評価されている。

 本田はミランラストマッチでヴィンチェンツォ・モンテッラ監督からキャプテンマークを託された。2度のPKでキッカー役に指名されず、ゴールにも絡めないまま1-2で敗戦し、有終の美を飾ることはできなかった。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は、本田に平均評価の6点を与えている。

 4-3-3システムで左ウイングを務めた本田について「ミランが眠っている時、彼だけが速攻で何回か攻めようとしていた」と評している。

 また「コリエレ・デロ・スポルト」紙は5.5点の低い評価だった。一方、「トゥット・スポルト」紙は6点評価を与え、寸評では「キャプテンに昇格した。最後に最高に尊厳のあるプレーを見せた」と称賛した。

 ミラン在籍3年半でリーグ戦通算9ゴールの本田は、前節の本拠地最終戦ボローニャ戦で今季初ゴールを決める活躍を見せたが、ミランラストマッチでは大きなインパクトを残せず。それでも威厳を示したと評価されている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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