モラタがミラン移籍で個人合意と伊紙報道 本田の3倍にあたる年俸9億円超を提示か

“チャイナマネー”を得たイタリアの名門がスペイン代表FW獲得に動く

 レアル・マドリードのスペイン代表FWアルバロ・モラタが、ACミランと来季からの加入に向けて個人合意に達したという。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。

「モラタはミランにイエスと言った」との見出しで報じられた記事では、レアルで満足な出場機会を得られていないモラタがミランと交渉を持ち、手取り年俸750万ユーロ(約9億3000万円)で個人合意に至ったという。

 今季限りで退団が決まっている日本代表FW本田圭佑も、今季のチーム内で3位とされる高額年俸が報じられることが多かったが、その金額は手取りで250万ユーロ(約3億1000万円)と報じられていた。モラタが合意した金額は、本田の3倍という超高額年俸になる。

 その一方で、クラブ間交渉はまだ決着がついていない模様だ。ミランはコロンビア代表FWカルロス・バッカの去就も含め、センターフォワードにかけられる予算は6000万ユーロ(約75億円)とされている。一時期の財政難からすれば、4月に決着がついた中国資本への売却による“チャイナマネー”の恩恵を完全に受けているが、レアルとの交渉が必要になる。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング