ミラン番記者が本田の“有終FK弾”に感服 「センセーショナルで偉大だった」と退団惜しむ

ボローニャとのホーム最終戦で意地の一撃、3-0の快勝に貢献

 ACミランの日本代表FW本田圭佑は、21日のリーグ第37節ボローニャ戦に後半12分から出場し、同28分に直接FKを決めて3-0の快勝に貢献した。来季のUEFAヨーロッパリーグ出場権を手にできる6位を確定させたホーム最終戦で、決定的な仕事をした本田は、試合後に今季限りでの退団を公表したが、ミランの番記者はこの日輝きを放った10番を「センセーショナルで偉大」と絶賛。「来季必要な選手だったかもしれない」と退団を惜しんでいる。

 今季リーグ戦出場は前節までわずか6試合98分間、先発1試合のみだった本田は、ボローニャ戦で久々に30分以上のプレーチャンスを手にした。そして1-0で迎えた後半28分、ゴール正面23メートルから鋭く曲がるFKでゴールを決めた。

「今日は重要な一日だった。本田はゴールを決めた。だが、ゴールを決めただけではない。ゴールは重要だったが、彼が試合を決定した。勝利を決めたからだ。ゴールはケーキの上のサクランボのようなもの。本田は今日に関しては、決定力を持っていた」

 2014年1月にCSKAモスクワから移籍金ゼロで加入して以来、本田に対して好意的なレビューを続けてきた地元テレビ局「7ゴールドTV」のミラン番記者パオロ・ヴィンチ記者は、サン・シーロスタジアムでの試合後、久しぶりに本田を手放しに称賛した。

 

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