“問題児”からレアル黄金期の名脇役に? 放出濃厚とされたペペに1年間の契約延長が浮上

スペイン紙が残留の可能性を報じる

 レアル・マドリードは21日のリーガ・エスパニョーラ最終節マラガ戦に2-0で勝利し、5シーズンぶり33度目の優勝を果たした。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)との二冠獲得を目指すなか、ジネディーヌ・ジダン監督が巧みなローテーションでメンバーをやり繰りし、主力だけでなくバックアッパーもタイトル獲得に大きく貢献。そうしたなか、今夏限りでクラブを離れると見られていたポルトガル代表DFペペにも残留の可能性が出てきたと、スペイン紙「AS」などが報じている。

 ペペはかつてバルセロナのエースFWリオネル・メッシの手を踏みつけたり、CLで相手選手を退場に追い込むために“演技”をするなど、問題児として何かと周囲を騒がせてきたが、対人プレーの強さなどセンターバックの能力は一級品。2007年の加入以来、長年にわたって“白い巨人”の最終ラインを任されてきた。

 ただ今季はジダン監督のローテーション策によってリーガ13試合2得点と出番が減少。そのため、この夏の移籍市場でクラブを離れるのが既定路線と見られていた。中国超級リーグの河北華夏、マンチェスター・シティ、パリ・サンジェルマンが興味を示し、インテルとの契約が濃厚との報道も出たが、本人の希望はマドリード残留の模様だ。同紙によると、ペペは以下のように残留を示唆する発言をしたという。

 

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