Jリーグ電撃復帰も? 元日本代表MF山田がカールスルーエ退団を発表 「あっという間の3年間」

ドイツ2部カールスルーエSCは最下位で3部降格が決定

 ドイツ2部カールスルーエSCの元日本代表MF山田大記が22日に自身の公式フェイスブックを更新し、今季限りでの退団を自ら発表した。4月29日のカイザースラウテルン戦で1-3と敗れ、無念の3部降格が決まった後、「この悔しさを、経験や学びという言葉で片付けてしまいたくはないので、時間を掛けて、しっかりと向き合いたい」と語っていた山田だが、退団という決断を下した形だ。

 カールスルーエはドイツ2部最下位でシーズンを終え、山田は「シーズンが終了しました。ただただ悔しかったシーズン。色んなことを感じ、色んなことを学びました。チームは3部に降格が決まり、多くの選手がチームを離れます。僕自身もチームと話し合い、3年間過ごしたこの地を離れることになりました」と報告。山田は14年7月、25歳の時にカールスルーエに移籍し、今季で在籍3シーズン目を迎えていた。14-15シーズンには1部との入れ替え戦に山田が先発し、2戦合計2-3とあと一歩のところで昇格を逃した悔しい経験もしている。

 山田は在籍3年間(2部)で、14-15シーズンに33試合6得点、15-16シーズンに31試合3得点、16-17シーズンに24試合1得点という成績を残した。山田にとっては初の海外移籍であり、この3年間は濃密だったと振り返った一方、クラブや同僚、スタッフ、サポーターらに感謝の意を示している。

「長いようであっという間の3年間。今年の降格という結果を除けば、仲間やスタッフ、サポーター、環境、全てに恵まれた3年間でした。自分に、海外で挑戦できる機会を与えてくれ、温かく迎え入れてくれたこのクラブに、本当に感謝しています」

 

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