U-20W杯、日本は前半7分に先制点献上 南アフリカ戦0-1ビハインドで勝負の後半へ 

坂井、堂安、小川、岩崎らが先発 前半早々に失点しビデオ判定で確認も覆らず

 
 U-20ワールドカップ(W杯)韓国大会、日本代表にとってグループリーグ初戦となる南アフリカ戦が行われた。前半7分に南アフリカMFマージマンに先制点を許し、0-1のビハインドで試合を折り返した。

 この世代5大会ぶりとなるW杯の大舞台に挑むチームはこの日、主将の坂井大将、堂安律、小川航基、岩崎悠人らといった昨秋のAFC U-19選手権を制した主力を並べた。一方、DF登録で186センチの板倉滉をボランチに起用。注目の15歳FW久保建英(FC東京U-18)はベンチからのスタートとなった。

 試合は前半7分、日本が最終ラインの統率が取れないところを狙われると、南アフリカのMFマージマンに抜け出される。シュートはわずかに枠外に逸れるかに見えたが、カバーに入った冨安に当たってゴールに突き刺さった。マージマンの位置がオフサイドだったのではないかとのことで、今大会採用されているビデオ判定(VAR)での確認がされたが判定は覆らず。日本はいきなりビハインドを負う苦しい展開となった。

 日本はその後も南アフリカのスピードを生かしたロングボール攻撃に対応が遅れて、ピンチをたびたび迎える。同17分には日本から見て右サイドのクロスに対してマクガルワを完全にフリーにしてヘディングシュートを放たれるなど、AFC U-19選手権で無失点優勝を果たした堅守が綻びを生じた。

 しかしその直後、日本が反撃する。右コーナーキックからの流れを小川が振り向きざまで左足ボレーシュートを放つ。エースの意外性のある一撃は相手GKが一歩も反応できなかったが、クロスバーを直撃した。同30分には左サイドの三好のクロスに対してフリーになった小川が頭で合わせたものの、ゴールわずか左へと外れるなどゴールを割ることができず。日本が0-1とビハインドのまま前半の45分間を終え、勝負の後半に突入する。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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