プレミア王者チェルシーが引き抜きを狙う逸材 ポグバに代わり仏代表招集MFに60億円用意

躍進のモナコを中盤で支えた22歳MFバカヨコに栄転の可能性

 今季UEFAチャンピオンズリーグで準決勝進出、フランス1部リーグを17シーズンぶりに制覇と躍進したモナコでは、18歳の新鋭FWキリアン・ムバッペの去就が騒がれているが、高額移籍に近づいているのは1人だけではない模様だ。イタリアのサッカー情報サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」が報じている。

 躍進のモナコを中盤で支えてきたのが、22歳のMFティエムエ・バカヨコだ。すでに今年3月には負傷離脱したMFポール・ポグバに代わってフランス代表にも招集を受けた若きセントラルハーフには、栄転の可能性があるという。

 その新天地候補はイングランドのプレミアリーグ優勝を果たしたチェルシーだ。中盤で戦えるタイプの選手を好むアントニオ・コンテ監督には、来季に向けて2億ユーロ(約240億円)の予算が与えられているとされるが、そのうち5000万ユーロ(約60億円)をバカヨコ獲得に使用する予定だとしている。

 ムバッペには1億ユーロ(約120億円)クラスのオファーが飛び交うと予想されるなかでは目立たなくもあるが、22歳MFへの5000万ユーロも十分すぎるほどに高額移籍だ。移籍市場全体がモナコではムバッペに視線を奪われるなか、プレミア王者は着実にそのチームの心臓部を引き抜こうとしている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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