ブンデスリーガ史上初の女性審判誕生 なでしこジャパン優勝W杯決勝やロンドン五輪決勝も担当

本職は警察官のシュタインハウスさん、知らせを聞いて「言葉を失った」と驚きで絶句

 ブンデスリーガで史上初の女性審判が誕生することになった。本職は警察官のビビアナ・シュタインハウスさんがドイツサッカー連盟発表の2017-18シーズン・レフェリーリストに名を連ねたと、ブンデスリーガ公式サイトが報じている。

 シュタインハウスさんは2011年からドイツ2部リーグで主審を務めている。同年の女子ドイツ・ワールドカップでなでしこジャパンが優勝を果たした決勝戦や、12年のロンドン五輪決勝のアメリカ戦でも笛を吹いた。

 ブンデス史上初の女性審判となることが決まったシュタインハウスさんは、知らせを聞いて「言葉を失った」と驚きで絶句したことを明かした。さらに「信じられない気持ち、喜び、幸せ、安堵、好奇心。ジェットコースターのように感情が溢れてきました」と当時の心境を振り返った。

「ブンデスリーガのレフェリーになることを常に夢見ていました。夢が叶うことになり、喜びでいっぱいです。一つは私の懸命な仕事ぶりが認められたこと。もう一つはこれからも仕事を続けていくうえでの大きな励みになったということです」

 歴史に名を刻むことになったシュタインハウスさんは喜びを爆発させていた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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