マンUがイングランド代表CB“買い戻し”へ 昨夏ポグバと合わせ150億円超の赤字に…

ファン・ハール前体制でバーンリーに放出したキーン 27億円で獲得の可能性高まる

 マンチェスター・ユナイテッドは昨夏にフットボール史上最高額の8900万ポンド(約130億円)で、フランス代表MFポール・ポグバを獲得した。2011年にゼロ円移籍で放出した元所属選手を買い戻すために大枚を叩く結果となったが、今季も再び同じ手法で補強を行う可能性が高まっている。

 英紙「デイリー・メール」によれば、ユナイテッドはセンターバックの新戦力としてバーンリーのイングランド代表DFマイケル・キーンの獲得に向かっているという。24歳の成長株は、ルイス・ファン・ハール体制の2014-15シーズンにユナイテッドからバーンリーへ放出された選手。移籍後にその才能を開花させ、今年3月には代表デビューも飾っている。

 バーンリーは移籍金2500万ポンド(約36億円)の値札を付けているが、ユナイテッドはキーン放出の際に25%オフの金額で獲得できる買い戻し条項を取りつけていたため、実際の移籍金は1900万ポンド(約27億5000万円)ほどに下がるようだ。ただし、キーン放出時にバーンリーから受け取った移籍金は、わずか200万ポンド(約2億9000万円)だった。

 キーンの獲得が決まれば、ユナイテッドは昨夏のポグバに続いてまたしても元所属選手の買い戻しに高額の移籍金を投じることになる。2選手の取引で合計1億ポンド(約145億円)以上の赤字を生み出すことになりそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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